オバマ大統領の誕生

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おはようございます

オバマ大統領の誕生が心から嬉しい

キャリーナのアディックス純子です。

 

アメリカは、私が青春時代を過ごした国です。

 

私は、19歳のときにアメリカに憧れて

留学することを決めました。

親に留学を反対された私は、留学資金を貯めるために

学校に通いながら日夜問わずアルバイトに明け暮れていました。

 

結局、学生の身分ではどんなに頑張っても
留学するだけの資金は貯まらず、

家族を養ってくれた両親の偉大さを感じ始めていた頃、

両親も私の熱意に負けて、私の夢を応援してくれるようになりました。

 

アメリカで過ごした私の青春時代はとても刺激的でした。

英語の勉強はもちろん、世界中から集まる留学生との交流によって

識見を広げることができました。

 

大学では、会計学を専攻し、公認会計士のテストに合格し、

NYの会計事務所への就職が決まりました。
 

元々勉強嫌いで、お世辞にも勉強ができるとは言えない私でしたが

努力すれば、努力しただけ、自分の可能性を広げられるのが

本当に嬉しくて、努力も全く苦になりませんでした。

 

そんなときにNYで起こったワールドトレードセンターのテロ。
私の大切な人たちからは、危険なNYへは行かないように

泣きながら懇願されました。
 

私は、｢住む場所はどこであっても頑張ればまた道は開けるはず！｣
と思い、あっさりとNY行きを辞退しました。

 

日本に帰国してからは、大好きだったアメリカに対する見方が

大きく変わりました。

 

今の時代において、物事を話し合いで解決しようとせずに

戦争を急ぐアメリカ。

戦争で失われるのはいつも何の罪もない民間人の命なのに・・・。

一度ならまだしも、そんな大統領を再選させてしまうアメリカ。
 

本当に失望としか言いようがありませんでした。

 

だからこそ、今回のオバマ氏の当選は心から嬉しいです。

正直言って、私はオバマ氏が大統領になれるとは

夢にも思っていませんでした。

なぜならば、アメリカのいたる所で、未だアフリカ系アメリカ人への

差別が色濃く残っているのを知っているからです。

 

オバマ氏が、人種や宗教の枠を超えて

世界を平和な道へと導いてくれることを心から願っています。
 

そして、日本にも、私利私欲を捨てて、

日本の将来を真剣に考えてくれるリーダーが現われて欲しいです。

 

アフリカ系アメリカ人や若者の支持を中心に集めたことが

今回の当選に繋がったそうですが、

｢もしかしたら、私たちにも日本の将来のために

何かできることがあるのではないか？｣

そんな勇気をもらった出来事でした。